機械的接合を摩擦接合に代替

機械的接合を摩擦接合に代替

課題

バルブアクチュエーターの製造で2つの部品を接続するためにネジ止めによる機械的接合をしていたが、接合部(ネジ部)が破損しやすかった。また、ボルトの穴あけ加工、ねじ切り、ネジ止めなどの多数の工程が必要だった。

解決策

摩擦圧接による接合変更することで強度が上がっただけでなく、部品点数と加工工程が削減され大幅なコストダウンに繋がった。

ネジ止めによる機械的接合をしていたため
接合部(ネジ部)が破損しやすかった。
Before
ネジ止めによる機械的接合をしていたため、接合部(ネジ部)が破損しやすく、加工工程も多かった。

異型材の摩擦圧接接合拡大図After
摩擦接合による接合に変更したことで接合強度が上がり、接合にかかる加工時間も飛躍的に短縮した。

◆摩擦圧接接合による付随効果

  部品点数の削減 工程の削減 製品重量の低減
機械的結合 4部品5点 ボルト穴加工、組付け ネジ重量 20g
摩擦結合 2部品2点 上記なし 上記なし